SANADAがオカダの2冠阻止「せいぜいいろんな雨を降らせてくれ」

 初防衛を果たしたSANADA(右)とEVIL組
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 「プロレス・新日本」(6日、後楽園ホール)

 IWGPタッグ王者のEVIL、SANADA組がIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ、NEVER無差別級王者・後藤洋央紀組の挑戦を退け、初防衛に成功した。

 SANADAがオカダ、EVILが後藤に挑戦する10日のエディオンアリーナ大阪大会のダブル前哨戦で、オカダにとっては藤波辰爾、長州力、橋本真也、佐々木健介に続く21年ぶりのタッグとのIWGP2冠がかかった一戦。ゴングが鳴ると王者組が後藤を長時間捕らえるなど、優位に試合を進める。

 終盤はEVILと後藤の一騎打ちとなり、カットに入ったオカダを、SANADAがオカダのお株を奪うレインメーカーで排除。最後は後藤に合体技マジックキラー、EVILがEVILをたたみ掛けて葬り去った。

 試合後、マイクを持ったSANADAはオカダに向かって「大阪でそのIWGPのベルト獲ってやるよ。せいぜい大阪までいろんな雨を降らせてくれよ」と挑発を交え、王座奪取を宣言。敗れたオカダは「タッグチャンピオンとしては認めてやる。強えよ。インターコンチとヘビーのチャンピオンが勝てなかったんだからな」と敗北を受け入れながらも、「2冠王はお預けにしとくよ。やることなくなっちゃうんでうね。久しぶりだよ、レインメーカーやられたのは。覚えとけよ。オレはレインメーカーだけじゃねえ。何だってできる」と本番での雪辱を誓った。

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