小鹿、戸口、百田の214歳トリオ“海賊男”乱入で平成維震軍に勝利
2枚
「プロレス・マスターズ」(16日、後楽園ホール)
WRESTLE-1の武藤敬司(52)がプロデュースする“プロレスの達人”を集めた興行の第3弾が行われ、70年代の全日本プロレスを支えたグレート小鹿(75)、11年5月以来7年ぶりに復帰したタイガー戸口(70)、百田光雄(69)が合計214歳の超ベテラントリオを結成。越中詩郎(59)、青柳政司(61)、斎藤彰俊(52)の平成維震軍トリオを、謎の海賊男の乱入アシストを受けながら勝利した。
入場時から超満員のファンを沸かせたベテラントリオ。若さで勝る維震軍の勢いに押されながらも、殴る蹴るのシンプルで武骨な攻めで対抗する。そして、終盤、小鹿が孤立するピンチに陥ると、謎の海賊姿の男が乱入。敵味方の両軍の選手に暴行を加えてリング上が大混乱となる中、小鹿がスキを突いて青柳を丸め込んだ。
試合後、小鹿は「とにかく勝てて良かった」と、海賊男の存在に全く触れずに満面の笑み。戸口と百田は「小鹿さん(の年齢)を超えるまで頑張らないと」と声をそろえて生涯現役を誓った。