挑戦者山中慎介、雪辱へ意欲 王座復帰へガード固める対策も
世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ(3月1日・両国国技館)で王座復帰を狙う35歳の山中慎介が20日、東京都内の所属ジムで練習を公開し、王者ルイス・ネリ(メキシコ)への雪辱に自信を示した。「順調にここまで来た。何の迷いもない。泣かずに笑ってリングを下りたい」と必勝を期した。
昨年8月の試合ではネリの大振りの連打に対応できず4回TKO負け。13度目の防衛に失敗し、具志堅用高の持つ世界王座連続防衛の日本記録に並べなかった。公開した2ラウンドのスパーリングではガードを高く上げて固めた。対策について「あとは試合を見てもらえればいい」と述べた。