比嘉大吾、沖縄県民栄誉賞を“栄養賞”と間違えた…SNSで発信「バカにされました」

 ボクシングのWBC世界フライ級王者の比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=が21日、羽田空港から米ロサンゼルス合宿へ出発した。

 合宿先では元世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオらが拠点としたワイルドカードジムで調整、24日には米イングルウッドで行われる軽量級のビッグイベント「スーパーフライ2」を視察など、本場の空気を体感する。同興行では同じフライ級の世界戦2試合も行われ、統一戦を希望する比嘉は「相手の試合を見て、通用するか、まだまだなのか、この目で見たい」と目を輝かせた。会場では英語でアピールすることを考えているという。

 また、前日には所属ジムの会長で元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏とともに沖縄県民栄誉賞の受賞が決まり、「うれしくて、中学生まで沖縄にいましたが、その頃からは考えられないような賞」と感激。だが、SNSで栄誉賞を栄養賞と間違えて発信してしまったとのことで、「すぐにバカにされました。すごい賞とは分かっていましたが、名前の由来が分からなかった」と頭をかいた。

 それでも、「それに見合う人にならないといけないと思いました」と殊勝にコメント。授与式は4月15日の3度目の防衛戦後とのことで、「絶対に勝たないと。(授与式で)恥ずかしい人になってしまう」と必勝を誓った。

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