山中慎介“神の左”で“胸のワシ”打ち落とす! 前戦なかったタトゥー 目印で大歓迎

 「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(3月1日、両国国技館)

 予備検診が26日、都内で行われ、4選手はすべて異常なしと診断された。WBC世界バンタム級で王座奪回を狙う挑戦者の山中慎介(35)=帝拳=は、前回対戦時にはなかった王者ルイス・ネリ(23)=メキシコ=の胸部に施された大きなワシのタトゥーを「目印になる」と歓迎し、KOでの雪辱に自信を示した。

 “神の左”が“胸のワシ”を打ち落とす。17年8月に自身から王座を奪ったネリと再び顔を合わせた山中は「前回と変わらないけど、やっぱり細い」と印象を語った。違ったのは新たに胸に施された大きなワシのタトゥーだ。

 前回もネリのアゴに蓄えられたヒゲを「狙いやすい」と話していたが、今回も同様。「海外はタトゥーを入れている選手が多いので気にならないけど、目印になる。ダッキング(上体をかがめてパンチをかわす防御)してくれたら、ちょうどアゴに当たるし、マイナスなことはない」と歓迎した。

 自身については「常にいいけど、今回はより元気。しっかり練習できて、体重も落ちて、食べられているから。最高の状態に仕上がった」と絶好調をアピール。KOを宣言するネリに対し、「前回の試合の反省もしっかりして練習してきたし、何ラウンドになるか分からないけど、ボクが勝ちます」と、逆KO宣言した。

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