豊田真奈美さん、右肩の人工関節手術成功「痛みなくなっただけで幸せ」

 “飛翔天女”の傷ついた翼が、人工関節でよみがえった。昨年11月、30年の現役生活に別れを告げた元女子プロレスラーの豊田真奈美さん(47)が神奈川県内の病院で引退の要因となった右肩にメスを入れた。

 手術は14日に行われ、2003年の骨折アクシデントから15年間も翼を支えてくれた6本のボルトのうち4本を除去し、人工関節を入れた。

 第二の人生は病院通いからスタート。ブロック注射を打ちながら酷使してきた右肩は骨が変形。引退後は筋肉の緩みもあってゴリゴリと悲鳴を上げていた。医師から「いずれは人工関節にしないといけない」と言われ、置換手術に踏み切った。

 手術は5時間を要し、輸血のためICUで一晩過ごした。17日からリハビリを始め「肩の内部の痛みがなくなっただけでも幸せ。普通の生活ができるように頑張りたい」と言う。

 3月2日に引退後初の誕生日を迎え、47歳になった。入院中は大好きな酒も断っている。4月上旬に退院の予定で「花見がしたい」と、ご褒美の“花見酒”を心待ちにしている。

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