“大鵬の孫”納谷、初タッグ戦で大混乱の無効試合 初代虎は暴行受けて復帰示唆

 「プロレス・リアルジャパン」(29日、後楽園ホール)

 “昭和の大横綱”大鵬の孫で元関脇貴闘力の長男、納谷幸男(23)が初のタッグ戦に臨み、大混乱の末にノーコンテストとなった。

 納谷は船木誠勝がマスクを着用した船鬼誠勝と組み、身長、体重、国籍不明のマスクマン、スーパーデストロイヤーズと対戦。巨体から繰り出すローキックなどで攻めたが、船鬼にタックルを2度も誤爆。怒った船鬼はイスで相手を蹴散らし、納谷とレフェリーにも襲いかかってノーコンテストとなった。

 リアルジャパン主宰の初代タイガーマスクも船鬼に暴行されて闘魂点火。「次回、私が出る」と復帰を示唆した。また、納谷は混乱のさなかに、7月に挑戦が予定されているUWAアジアパシフィック王者のレイ・アンヘルの襲撃を受け、「借りを返さないといけない」と初のタイトル戦へ闘志を燃やした。

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