田中恒成、フライ級初戦をTKO勝ち 3階級制覇に弾み、陣営は木村へ挑戦熱望

 「ボクシング・10回戦」(31日、名古屋国際会議場)

 昨年12月にWBO世界ライトフライ級王座を返上した田中恒成(22)=畑中=が、フライ級転向後の初戦となるノンタイトル10回戦でロニー・バルドナド(22)=フィリピン=に9回2分26秒でTKO勝ちした。

 昨年9月の世界戦で両目眼窩(がんか)底を骨折して以来の試合。4回、「手応えのある左ボディー」が決まると、相手は膝から崩れ落ちた。9回にようやく連打で足を止め、一気に畳みかけた。

 通算11戦11勝(7KO)としたが、「50点。良かったのは勝ったことだけ。倒せるところで倒さないと」とそっけない。会場にはWBOフライ級王者の木村翔(青木)がゲスト解説として訪れており、陣営は世界3階級制覇へ向け対戦を熱望した。

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