オカダ 棚橋に前哨戦で敗れるも挑発「挑戦決まったら客席たくさん空いてたよ」
「プロレス・新日本」(13日、後楽園ホール)
5月4日の福岡国際センター大会で行われるIWGPヘビー級選手権試合の初前哨戦が5対5イリミネーションマッチで行われ、挑戦者の棚橋弘至が王者のオカダ・カズチカに勝利した。
オカダはウィル・オスプレイ、YOSHI-HASHI、ジェイ・ホワイト、後藤洋央紀、棚橋はKUSHIDA、マイケル・エルガン、デビッド・フィンレー、ジュース・ロビンソンと組んで激突。10人が目まぐるしく入り乱れ、両軍が2人残りとなったところでオカダと棚橋はやり合ったが、オカダはフィンレー、棚橋はホワイトに場外へ落とされて同時に失格となった。
最後は24日にIWGP USヘビー級王座を争う王者ホワイトと挑戦者フィンレーの一騎打ちとなり、フィンレーがラリアットでホワイトをエプロンサイドから場外へたたき落として勝利をつかんだ。
インタビューでは両者が挑発合戦を展開。棚橋が挑戦を表明してからは呼び捨てにしているオカダは、この日は新日本の後楽園大会では珍しく空席が目立ったことで、「棚橋さん、皮肉だぞ、これは。客席見た?テメエの挑戦が決まったら、客席がたくさん空いてたよ。誰も期待してねえんだよ」と辛らつな言葉を送った。
一方の棚橋は興奮気味。自身が持つ同王座最多記録を更新する12度目の防衛を狙うオカダを、「(1日の)両国(国技館大会)で防衛タイ記録おめでとうと言ってしまったけど、タイトルマッチが決定したから好き勝手言わしてもらう。オカダの防衛ロード、クソ食らえ!」と、珍しく口汚い言葉でののしった。