“人間発電所”プロレスラーのブルーノ・サンマルチノさんが死去 82歳
人間発電所の異名を持ち、日本マットでもジャイアント馬場さんらと激闘を繰り広げたプロレスラーのブルーノ・サンマルチノさんが18日、米ペンシルバニア州ピッツバーグで死去した。82歳。米プロレス団体WWEの公式サイトや、米の複数メディアが伝えた。
死因は不明だが、ここ数カ月は健康上の不安を抱えていた。現地時間同日、家族に見守られて息を引き取ったという。
サンマルチノさんはイタリア出身。長年WWWF王者として君臨し、MSG(マジソン・スクエア・ガーデン)の帝王とも呼ばれた。13年にWWE殿堂入りした。
日本では日本プロレス、全日本プロレスに参戦。馬場さんの死後、99年5月2日の全日本東京ドーム大会で行われた「ジャイアント馬場引退記念試合」で“対戦相手”として、リングに上がったのが日本マットでの最後の雄姿となった。