死去のサンマルチノさん、ライバル馬場だけでなく猪木とも対戦 安倍首相も絶賛
18日に82歳で死去した米国の伝説的なプロレスラー、“人間発電所”ブルーノ・サンマルチノさんは、日本を代表するプロレスラーである故ジャイアント馬場さんの好敵手にして親友として知られるが、「BI砲」として馬場さんと並び称されたもう1人のスーパースター、アントニオ猪木(現参院議員)ともタイトルマッチで対戦している。
サンマルチノさんは1968年8月9日に東京・田園コロシアムで、“金髪の爆撃機”レイ・スティーブンスと組んで馬場、猪木組のインターナショナル・タッグ王座に挑戦したが、王座奪取には失敗している。
2014年3月22日の参院予算委員会では、安倍晋三首相が質問に立った猪木議員に対して「子供の頃、猪木さん対ブルーノ・サンマルチノの戦いに、手に汗握った」と述べた。猪木議員とサンマルチノさんの対戦機会は極めて少ないため、安倍首相が実は熱心なプロレスファンだったことをかいま見せたと言えそうだ。