ジャイアント馬場さん夫人・馬場元子さんが死去 全日本プロレス見守り続け…
故ジャイアント馬場さんの妻で、全日本プロレスの元社長だった馬場元子さんが亡くなったことが23日、分かった。78歳だった。全日本プロレス社長でレスラーの秋山準がツイッターで明かした。
元子さんは兵庫県明石市出身。15歳で当時プロ野球選手だった馬場さんと出会い、その後結婚。全日本プロレス旗揚げ後も、馬場さんを献身的に支えてきた。99年に馬場さんが亡くなった後は故・三沢光晴さんら選手のほとんどが「プロレスリングノア」に移籍する危機に見舞われたが、00年に元子さんが全日本プロレスの社長に就任し、武藤敬司らを迎え、苦しい時期を乗り越えた。その後02年に社長職を退いたが、その後も秋山準新社長を支えるなど、最後まで馬場さんが作り上げた全日本を見守り続けた。
秋山はツイッターで元子さんの訃報を報じた記事を添付し「親族の方が大切なシリーズ中なのでシリーズ後にお知らせをと思っていたらしいのですが…今朝お聞きしました。残念です。ご冥福をお祈り致します」と、親族から訃報を知らされたとつぶやき、その死を悼んだ。