新形式の日本ランキング発表 河野Sフライ級4位、粟生ライト級1位

 日本ボクシングコミッション(JBC)が26日、日本ランカーの拡大など新形式に変更したランキングを発表した。

 主な変更点としてこれまで各階級15位までだったランキングを大幅に拡大。スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級では20位までに広がった。ただし王座挑戦権は12位までに限られる。

 日本王座に挑む意思のない選手はこれまでの「保留選手リスト」から「世界ランカー枠」に変更。前WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)ら20選手がこの枠に入った。Sバンタム級王者・久我勇作(ワタナベ)への挑戦の意思を示している和気慎吾(FLARE山上)は、世界ランカーながら同級1位にランクされた。

 一方で世界ランキングから外れた選手は、日本ランキングに組み込まれることになった。元世界王者では、河野公平(ワタナベ)がスーパーフライ級4位、粟生隆寛(帝拳)はライト級の1位となった。

 また、体重超過によりWBC世界フライ級王座を剥奪された比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)、ドーピング検査での陽性反応で資格停止の尾川堅一(帝拳)、体重超過の丸木和也(天熊丸木)の3選手はJBC預かりとしてランク外としている。

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