岩川美花 48歳の王者・池山に挑戦 会長「気持ちの勝負」
「ボクシング・WBO女子世界アトム級タイトルマッチ」(7月29日、KBSホール)
東洋太平洋女子ライトフライ級王者・岩川美花(34)=高砂=の2度目の世界挑戦が決まり、陣営の山下忠則会長は15日、王座奪取に自信を見せた。
2016年8月に東洋太平洋王座を獲得した岩川が挑む王者は48歳の池山直(フュチュール)。現役最高齢王者に対し、山下会長は「40代とはとても思えないほど、スタミナもすごい。今回は技術の勝負ではなく気持ちの勝負。ラストチャンス。何が何でも獲る」と力を込めた。
両者は岩川が高砂ジムに移籍前の13年12月に6回戦で対戦し、池山が2-0で判定勝ちしている。岩川は16年12月にWBA女子世界ライトミニマム級王者の古川夢乃歌(ワタナベ)に世界初挑戦し、0-2判定負けした。岡山市職員でもある池山は今回が7度目の防衛戦となる。