田口、新コスチュームで防衛だ 黒トランクス初着用で気合

 「ボクシング・WBA・IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ」(20日、大田区総合体育館)

 予備検診が18日、都内で行われ、4選手はすべて異常なしと診断された。WBA、IBFのライトフライ級統一王者で、日本人初の2団体統一王座の防衛戦に臨む田口良一(ワタナベ)はトランクスを黒色に、有名デザイナーが手がけるガウンはハーフ丈からトレンチコート型にコスチュームを一新。2度目の防衛戦に挑む京口紘人(ワタナベ)は胸囲が前戦から3センチ増え、パワーアップを実感した。

 “ツヨカワ王者”が精悍(せいかん)ないで立ちでリングに上がる。田口が今回、丈の長いトレンチコート型のガウンに身を包み、初めて黒いトランクスを着用することを明かした。

 トレンチコートの起源は軍用コート。黒と言えばジムの大先輩、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏がよく身につけていた色。田口は「オセロみたい」と黒に思い入れはないものの、りりしい姿になることが想像される。

 この日は挑戦者のブドラーと初対面。印象を「優しい感じ」と話した。身長は8センチ、胸囲は7センチと大きく上回ったが「想定内。そこで勝負するわけじゃないので」と意識せず。「いい状態で上がれそうなので、試合を楽しみにしてください」と自信を示した。

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