ノア・中嶋&北宮がGHCタッグ奪回!背後からのタックルで潮崎のヒザ破壊

潮崎豪(左)にキックを見舞う中嶋勝彦=後楽園ホール
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 「プロレス・ノア」(29日、後楽園ホール)

 GHCタッグ選手権試合が行われ、前王者の挑戦者・中嶋勝彦、マサ北宮組が王者・潮崎豪、清宮海斗組を破り、1カ月ぶりに王座を奪回した。

 試合は荒れ模様。序盤に潮崎が中嶋と戦っているところに、北宮が背後から潮崎の痛めている左ヒザにタックルを放ってもん絶させる。アメリカンフットボールの悪質タックル問題が世間を騒がせているとあって場内は一時騒然。潮崎は左ヒザに深刻ダメージを負い、挑戦者組はその後も左ヒザを集中攻撃して苦しめた。

 それでも、苦痛に顔をゆがめながら放つチョップ、得意のゴーフラッシャーなど、潮崎の反撃を受けるが、最後は中嶋が潮崎の頭部へハイキックを放ってダウンさせ、さらに顔面へのランニングローキックで意識もうろうに追い込むと、垂直落下式脳天砕きヴァーティカルスパイクでトドメを刺した。

 なりふり構わぬ攻撃で王座を奪回し、北宮が「見ての通りだ、この野郎。だせえ負け方した分、完璧なチームワークで再びタッグ王座に返り咲いた」と吠えると、中嶋も「これが勝つって言うんだよ。次、どうしようかね」と勝ち誇った表情。さらに、北宮が「ここからがスタートだ。一歩目も踏み出せないまま前のベルトは落としたけど、今回は死にものぐるいで守ってやる。よく見とけ、お前ら!」とアピールした。

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