頸髄損傷の本間朋晃、6・23地元山形で1年3カ月ぶり復帰
「プロレス・新日本」(3日、後楽園ホール)
17年3月の沖縄大会で中心性頸髄損傷の重傷を負い、欠場を続けていた本間朋晃(41)がリング上で、6月23日の山形ビッグウイング大会で復帰することを発表した。
ファンから温かい拍手と大声援を受け、久しぶりにリングに立った本間。「お伝えしたいことがあります。6月23日に地元山形で復帰します」と宣言すると、ファンからはさらなる大きな拍手と大“本間コール”が送られた。
インタビューでは「ぶっちゃけ怖いですけど、立ち止まってはいられないですから。もうたまりにたまった1年3カ月分の力をしっかり出したいと思います」と復帰への思いをコメント。体調については「やってみないと分からない部分はありますけど、プロである以上、リングに上がったらガッチリ行きますから」と説明して意気込み、ファンの声援には「本当にうれしいですね。こんな声援がうれしいって、本当に心の底から感謝したいと思います」と感無量だった。
カードについては、パートナーの真壁刀義とのタッグを希望。先日にはリハビリを支えていた同い年の一般女性との入籍を公表したばかりで「これからは背負うものもできたので、しっかり活躍を見せていきたい。今のボクがあるのはファンの皆さまのおかげでもあるんですけど、奥さんがいるからだということで、しっかりしていきたい」と気持ちを引き締めた。