新日本・ジェリコ 内藤粉砕でIC戴冠!「まだ日本に居続ける」
「プロレス・新日本」(9日、大阪城ホール)
世界最大のプロレス団体WWEの大物クリス・ジェリコが凄惨マッチを制して内藤哲也からIWGPインターコンチネンタル王座を奪った。
ジェリコは奇襲から場外で机上脳天くい打ち、机上DDTを放つなど、内藤にコスチュームを脱がせる暇も与えず、ゴングが鳴るまでに数分間の猛攻を加えて圧倒。内藤も右目付近から出血しながらも反撃するが、最後は内藤が必殺のデスティーノを繰り出そうとしたところ、ジェリコがレフェリーを突き飛ばして逃れ、股間攻撃からコードブレイカーで仕留めた。
ジェリコは試合後も内藤に長時間暴行。たまらず内藤の盟友EVILが駆けつけて救出した。試合後は、左手中指の出血を見せながら「キャリアの中で一番厳しいぐらいの試合になった。内藤は大変優秀なプロレスラーだ」と振り返ったジェリコ。「このベルトがオレのものになったと言うことは、オレはまだ日本に居続ける。誰であれ対戦する覚悟もできている」と新日本継続参戦を宣言した。