寿以輝、元東洋太平洋王者とガチスパー 今後は課題のコンビネーションを磨く
「ボクシング・10回戦」(7月27日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)
インドネシア・フェザー級王者とスーパーバンタム級10回戦を行う辰吉寿以輝(21)=大阪帝拳=が25日、大阪市の所属ジムで本格的なスパーリングを開始した。元東洋太平洋同級王者のロリ・ガスカ(29)=フィリピン=と4ラウンドをこなした。
試合まで“専属”となるパートナーとは実戦さながらの激しい打ち合いとなり、寿以輝がアッパーであごを打ち抜かれる場面も。「戦い方がうまいのでパワーだけに頼らないようにしたい」と、今後は課題のコンビネーションを磨く。将来を見据えて経験豊富なガスカを招へいした吉井寛会長は「この調子でいけば、ものすごく勉強になる」とほくそ笑んでいた。