山中竜也の母・理恵さんも涙… 15キロ減量の影響「足がつるのではと思っていた」
「ボクシング・WBO世界ミニマム級タイトルマッチ」(13日、神戸市立中央体育館)
王者の山中竜也(23)=真正=は、同級3位のビック・サルダール(27)=フィリピン=に0-3で判定負けし、2度目の防衛に失敗した。7回、挑戦者の右ストレートを被弾し、ダウンを喫した。
山中の母・理恵さんは目に涙を浮かべつつ、激闘の末に王座から陥落した息子を拍手でねぎらった。ダウンを奪われた瞬間は顔を伏せ、試合を見られない様子だったが、試合後は気丈に報道陣に対応。約15キロの減量の影響から「足がつるのではと思っていたら、やっぱりつっていた。負けたら(階級を)上げてと言っていた」と明かし、「まだ若いですしね」と再起を願っていた。