「プロレス・スターダム」（１６日、後楽園ホール）

　スターダムの“アイコン”岩谷麻優（２５）が、８月の後楽園ホール２大会で、８日に彩羽匠（２５）＝マーベラス＝、１２日に花月（２６）＝スターダム＝を相手にシングル２連戦を行うことが決まった。

　岩谷はこの日、レイ・ワグナー＆鹿島沙希とトリオを結成し、イホ・デル・ドクトル・ワグナーＪｒ＆花月＆夏すみれ組との男女混合戦に出陣。夏をドラゴンスープレックスで仕留めると、花月が保持するワールド王座への挑戦を表明した。

　ここで長与千種が登場し、マーベラスが聖地に初進出する８・８後楽園大会に岩谷の参戦を要請。彩羽の対戦要望書を持参して直談判に出ると、ロッシー小川社長が承諾。かつて平成軍として彩羽とアーティスト王座に就いたこともある岩谷も受け入れたことで、メイン対決が実現した。

　２人の一騎打ちは１４年９月以来、３年１１カ月ぶり２度目。彩羽はＷＡＶＥのシングル王者だが、当日はノンタイトルで対決する。

　花月はデビュー１０周年マッチとして岩谷と対戦。バイパーの挑戦（２２日・大阪）をクリアすればＶ２防衛戦となる。両者の一騎打ちは昨年９月以来５度目。

　またライバル対決となったワンダー王座戦は、王者の渡辺桃が葉月をピンクサンライズで下して３度目の防衛に成功した。