巌流島実況のテレ朝・保坂正紀氏 マサ斎藤さん偲ぶ「死闘はあの人の意地」

 プロレスラーのマサ斎藤さん(本名・斎藤昌典)が14日に亡くなった。マサ斎藤さんは87年にアントニオ猪木と巌流島で闘ったことはファンの間で伝説となっているが、当時、この戦いを実況したテレビ朝日元アナウンサーの保坂正紀氏は17日、テレビ朝日系「グッド!モーニング」で当時のマサさんの様子を振り返った。

 巌流島の戦いは87年、当時所属していた新日本プロレスを盛り上げるために、時間無制限、ノーレフェリー、ノールール、無観客で行われ、2時間15分14秒の死闘の末、猪木が勝利した。

 番組では当時の映像も紹介し、マサさんが担架でテントに運びこまれる様子や、立会人だった坂口征二氏が「マサ斎藤の戦意喪失!」と、猪木勝利の理由を説明している声なども放送した。この戦いを実況したのが、現在報道局情報デスクの保坂氏だった。

 保坂氏は「(マサさんが)痛い、痛いって終わった後に言っていたんですけど、あばら骨にヒビが入っていて、ヒビどころか、折れていたっていう事だったけど」と試合終了の様子を述懐。「それほど死闘を繰り広げた。あの人の意地だったんでしょうね」とマサさんの人柄を偲んだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス