新日本で故マサ斎藤さん追悼セレモニー 坂口征二氏「また一人仲間が去った」
「プロレス・新日本」(19日、後楽園ホール)
大会開始前に、新日本などで活躍した元プロレスラーで、14日に死去したマサ斎藤さん(享年75)の追悼セレモニーが行われた。
明大柔道部OBで明大レスリング部OBの斎藤さんと同級生だった新日本の坂口征二相談役と、明大レスリング部で斎藤さんの後輩だったタイガー服部レフェリーが遺影を持ってリングに立ち、多くの所属選手も姿を見せ、10カウントゴングとともに黙祷をささげた。
坂口相談役は「長い付き合いでね。具合が悪いと聞いて気にはしていたけど、こういうことになってさみしいと思いますよ。親分肌で面倒見のいいところがあった」とコメント。「巌流島(でのアントニオ猪木戦)にも立ち合ったけど、2時間以上もよくやったよな。大阪城(ホール)の暴動の原因も作ったし、両国(国技館)でも暴動になって、オレが謝りに行ったよ」と思い出を振り返り、最後には「また一人、仲間が去ったのはさみしいですね」としみじみ話した。