新日本・オカダ 久々シングル星に嘘泣き!?「申し訳ない」ペイジに苦戦

ハングマン・ペイジ(左)の顔面に強烈なキックを見舞うオカダ・カズチカ=後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(20日、後楽園ホール)

 真夏のシングルリーグ戦「G1クライマックス」のAブロック公式戦が行われ、開幕から連敗のオカダ・カズチカがハングマン・ペイジを破って初勝利を挙げた。

 ペイジのコーナー最上段からのケブラーダ、場外の鉄柵を使っての変形ラリアットであるジ・アダムズ・アップルなど、アクロバティックな技を交えた攻めに防戦一方だったオカダ。最後も目まぐるしい攻防からペイジの得意技ライトオブパッセージを決められそうになったが、1回ひねりを加えてのレインメーカーで切り返し、正調レインメーカーをたたみ掛けて逆転の勝利を収めた。

 6月9日にケニー・オメガにIWGPヘビー級王座を奪われてからシングル戦で勝ち星がなかったオカダは「やっとやっとやっと1勝目ー!」とリング上で絶叫。「余裕の勝利でした。うれしい」と冗談で試合を振り返って観衆を笑わせただけでなく、涙を流すふりまで見せ、「まだまだG1始まったばかり。しっかり優勝して(金の雨を)降らせます」と逆転優勝を宣言した。

 インタビューでも「G1クライマックスを楽しんでいるみなさん、始まっていないと言う人もいれば、つまらないという人もいたでしょう。申し訳ない」と再び泣くふり。だが、すぐに「でも、この夏は笑顔だからね」とニッコリ。シングルで勝てない日々が続いたことには「ずっとはまらなかったピースがはまったのかな」と冷静に分析した。

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