井上尚弥は第2シード 相手は誰に?WBSS初戦カードまもなく決定
WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25)=大橋=が参戦する今秋開幕の階級最強決定トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」シーズン2の初戦(準々決勝)のカードを決めるドラフト式典が20日9時(日本時間21日3時)、モスクワのロシア・シアターで開催される。式典に先立ち、シード選手が発表され、井上は第2シードとなった。
シード選手4人は第1シードから順に、バーネット、井上、テテ、ロドリゲスの順で、全員がタイトルホルダー。シード選手同士は初戦では対決しないため、いきなり団体統一戦が行われる可能性はなくなった。また、ロドリゲスの相手はIBFの指名挑戦者であるモロニーに決定している。
式典では、第1シードのバーネットが、ドネア、パヤノ、アロイアンの3人の中から対戦相手をまず選ぶ。続いて井上が残る2人のうち1人を指名する。
階級最強を決めるにふさわしい8人が出場するバンタム級の出場選手は以下の通り。
【1】ライアン・バーネット(英国)WBAスーパー王者、19戦全勝(9KO)
【2】井上尚弥(日本)WBA王者、16戦全勝(14KO)
【3】ゾラニ・テテ(南アフリカ)WBO王者、30戦27勝(21KO)3敗
【4】エマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)IBF王者、18戦全勝(12KO)
【5】ジェイソン・モロニー(オーストラリア)IBF指名挑戦者、17戦全勝(14KO)
【6】ノニト・ドネア(フィリピン)世界5階級制覇、43戦38勝(24KO)5敗
【7】フアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)元WBA王者、21戦20勝(9KO)1敗
【8】ミシャ・アロイアン(ロシア)無敗の挑戦者、4戦全勝