尚弥がバンタム級で参戦のWBSS スーパーライト級の初戦カードも決定
WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25)=大橋=が参戦する今秋開幕の階級最強決定トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」シーズン2の初戦(準々決勝)カードを決めるドラフト式典が20日(日本時間21日)、モスクワのロシア・シアターで開催され、第2シードとなった井上は、対戦相手に元WBA世界同級スーパー王者のフアンカルロス・パヤノ(34)=ドミニカ共和国=を指名した。式典では同時開催されるスーパーライト級の組み合わせも決定した。
スーパーライト級は2試合が指名試合としてすでに確定していた。WBAタイトルマッチとして王者レリクにトロヤノフスキーが挑む。そして空位のIBF王座をバランチェクとジギが争う。
残り2カードが選択となり、第1シードのプログレイスは、対戦相手にフラナガンを指名。残るテイラーとマーティンが最後のカードとなった。
【1】レジス・プログレイス(米国)WBC暫定王者、21戦全勝(18KO)
テリー・フラナガン(英国)前WBO王者、34戦33勝(13KO)1敗
【2】ジョシュ・テイラー(英国)WBCシルバー王者、13戦全勝(11KO)
ライアン・マーティン(米国)無敗の挑戦者、22戦全勝(12KO)
【3】キリル・レリク(ベラルーシ)WBA王者、24戦22勝(19KO)2敗
エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)元IBF王者、28戦27勝(24KO)1敗
【4】イバン・バランチェク(ロシア)IBF指名挑戦者、18戦全勝(11KO)
アントニー・ジギ(スウェーデン)欧州王者、22戦21勝(7KO)1分け