現役復帰の井岡一翔はスーパーフライ級2位 WBAが最新ランキング発表

 ボクシングのWBA(本部・パナマ市)が1日、最新となる7月度のランキングを発表し、現役復帰を表明した元世界3階級王者・井岡一翔(29)=SANKYO=がスーパーフライ級の2位にランクされた。

 昨年大みそかに電撃的に引退を表明した井岡は7月20日に会見を行い、現役復帰を表明。米国を拠点にして、スーパーフライ級での4階級制覇を目指すことを誓った。復帰戦は9月8日(日本時間9日)にロサンゼルス近郊イングルウッドのザ・フォーラムで開催される興行「スーパーフライ3」となり、WBC世界スーパーフライ級シルバー王者で同級3位のマクウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)と対戦する。

 井岡の直近の試合は2017年4月23日のWBA世界フライ級王座戦。5度目の防衛に成功すると、そのままリングから遠ざり11月9日付で王座を返上した。今回、WBAはこれまでの実績も考慮して、いきなり2位でランキング入りとなった。

 WBAのスーパーフライ級は王者にカリド・ヤファイ(英国)が君臨。1位には前回2位だったノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国)が入り、井岡が2位。6月度に1位にランクされていた元世界4階級王者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)は3位にランクを下げた。

 復帰戦は強豪アローヨとのノンタイトル戦が決まっている井岡だが、世界ランク上位にランクされたことも重なり、これに勝てば4階級制覇につながるスーパーフライ級での世界挑戦が見えてくる。

 また、2階級制覇を目指し、IBF世界ミニマム級王座を返上した京口紘人(ワタナベ)はライトフライ級2位にランクされた。

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