ボクシング連盟は第三者委設置を JOCなど要請、9月に提出期限
日本ボクシング連盟による助成金流用や不正判定疑惑の問題で、日本オリンピック委員会(JOC)と日本スポーツ協会は3日、事実関係を解明するため、同連盟に対して第三者委員会の設置を要請したと発表した。設置期限は20日までとし、執行部から独立した中立的なメンバーを公表した上で、9月28日までに調査結果と組織運営について文書で報告を求めた。
JOCの山下泰裕選手強化本部長は東京都内で報道陣に「両方の話が全くかみ合っていないので、公正中立な委員会に真相を追究してもらいたい」と述べた。
日本ボクシング連盟の担当者は「きちんと対応します」と話した。