棚橋が3年ぶり優勝決定戦進出!控えめに「ちょっくら優勝してくる」
「プロレス・新日本」(10日、日本武道館)
真夏のシングルリーグ戦「G1クライマックス」の優勝決定戦をかけたAブロック最後の公式戦が行われ、棚橋弘至がオカダ・カズチカと引き分けて勝ち点を単独トップの15とし、3年ぶりの優勝決定戦進出を決めた。
棚橋は引き分け以上、オカダは勝利が突破の条件で、両者は新日本15年ぶりの日本武道館大会のメインで激突した。大熱戦は残り5分を切って激化。棚橋はオカダが執ように繰り出す必殺レインメーカーをかわし続け、飛龍原爆固め、ハイフライフローをたたみかけるも勝負はつかず、勝ち点2差で逃げ切った。
試合後はリング上で「Aブロックを突破しただけ。だから一言だけ。ちょっくら優勝してきます」と控えめに優勝を宣言。オカダとはG1で3度対戦してすべて引き分けだが、インタビューでは「G1は17回目の出場だけど充実感は一番」と喜びをかみしめた。