トンガら出場停止免れた!石森と合体でNEVER6人王座奪取

 「プロレス・新日本」(12日、日本武道館)

 乱入を繰り返して、新日本から処分される可能性があったタマ・トンガ、タンガ・ロア、バッドラック・ファレが組織するバレットクラブOGが処分を免れただけでなく、NEVER無差別級6人王座まで奪取してしまった。

 前日にOGは、G1クライマックス公式戦に乱入すれば3カ月の出場停止と罰金を科すと宣告されていたにもかかわらず公式戦のトンガ-矢野通戦に乱入。ハロルド・メイ社長らによって強制退去させられ、処分は不可避と思われたが、出場停止となるほどの介入と判断されなかったため、この日の大会に出場した。

 トンガとロアは、この日に正式加入した2代目ボーンソルジャーこと石森太二と組み、内部抗争を繰り広げているバレットクラブ・エリートの同王者組マーティー・スカル、ニック・ジャクソン、マット・ジャクソン組と対戦。ノンタイトルの予定だったが、試合前にロアがアピールしたことで急きょ王座がかけられることとなった。結果、試合は6人が入り乱れる大混戦の中、レフェリーの死角をついての反則攻撃からトンガがスカルを仕留め、まんまとベルトをかっさらった。

 さらに、OGは試合後も相手に暴行を加え、奪ったベルトをリングサイドにいたメイ社長を目がけて投げつけるなど大暴れ。インタビューではトンガが「次は何だ?IWGPタッグ王座に決まってるだろ」などとほえて怪気炎を上げた。

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