亀田和毅の“乱入”JBCが事情聴取へ「無断ならば品位にかける」
16日に後楽園ホールで行われたボクシングのIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチの王者・岩佐亮佑(セレス)-挑戦者TJ・ドヘニー(アイルランド)戦後、リングに上がって勝者のドヘニーに挑戦を要求した元WBO世界バンタム級王者・亀田和毅(27)=協栄=を、日本ボクシングコミッション(JBC)が事情聴取することが17日、分かった。
兄・興毅とともに客席で試合を観戦していた和毅は試合後、リングに上がり勝利の喜びに浸るドヘニーに向かって対戦を要求。だが、新王者は「今は自分の時間だ。邪魔しないでくれ。出て行ってくれ」と突き飛ばし、気色ばんだ和毅と一触即発の状態となった。
JBC関係者によると、和毅がリングに上がった経緯が不明であることから、近日中に亀田陣営から詳しい話を聞くとのこと。「主催者やテレビ局などの承諾があれば問題ないが、無断ならば品位にかける」と話した。