WBSSシーズン2最後の階級はクルーザー級 シーズン1に続いて開催
WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25)=大橋=の参戦で注目される「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」のシーズン2では3つの階級で争われるが、明らかにされていなかった3つ目の開催階級がクルーザー級であることが21日、大会主催者から発表された。
WBSSはシーズン1として2017年9月にスーパーミドル級とクルーザー級で開幕した。主要団体王者ら各階級8人が参戦し、約1年をかけて準々決勝、準決勝、決勝を戦い、団体の垣根を越えて階級トップを決める。初回は賞金総額5000万ドル(55億円)。優勝者にはモハメド・アリ・トロフィーとともに賞金1000万ドル(11億円)が贈られるということでも話題を呼んでいる。すでにシーズン1のクルーザー級は終了し、オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が主要4団体の完全制覇に成功して優勝した。そして次回も再び同階級が開催されることとなった。
シーズン2ではバンタム級とスーパーライト級で争われることが先行発表され、残る1階級はここまで明かされていなかった。バンタム級に参戦する井上は、初戦として10月7日に横浜アリーナで、元WBA世界同級スーパー王者のフアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)と対戦する。