村田、10・21ラスベガスでブラントとV2戦 勝って“最強王者”と対戦だ
ボクシングの帝拳ジムは30日、都内で会見を開き、所属選手のWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)が10月21日(現地時間20日)に米ラスベガスのパークシアターで同級2位の指名挑戦者ロブ・ブラント(28)=米国=と2度目の防衛戦を行うことを発表した。この試合はスポーツ専門の動画配信サービス「DAZN」で独占生中継される。
村田は3度目、世界王者になってからは初の“ボクシングの聖地”ラスベガス進出で、23勝(16KO)1敗の戦績を残す右ボクサーファイターの元WBA北米ミドル級王者ブラントを迎え撃つ。
最大目標である9月15日に行われる同級の“頂上決戦”WBA・WBC同級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)VSサウル・アルバレス(メキシコ)戦の勝者との対戦につなげるための重要な一戦で、帝拳ジムの浜田剛史代表は「次の大きな試合に向けての試合。村田が本当に強いかどうかアメリカで見せないといけない」と位置づけている。
村田はブラントの印象を「攻防まとまってKO率の高い、いい選手」と話し、「指名挑戦者と言うことでWBAから高い評価を受けているようなので、それをクリアすることで次につながる」と、必勝を誓った。