覆面女子レスラー・Rayさん死去 悪性脳腫瘍で闘病も復帰かなわず
女子プロレス団体のPURE-Jは31日、同団体に参戦していた覆面レスラーのRayさん(年齢、本名非公表)が30日に死去したと発表した。16年2月に悪性脳腫瘍があることを公表し、闘病を続けていた。葬儀は近親者のみの家族葬で行われる。
Rayさんは03年9月に我闘姑娘所属でデビューし、エスオベーション、アイスリボンを渡り歩いた後、フリーとなって活躍。故ハヤブサさんと同じく覆面レスラーで華麗な空中殺法を得意とし、15年に超戦闘プロレスFEWに参戦してからは“女ハヤブサ”と呼ばれた。
だが、15年12月22日の試合で脳しんとうを起こし、検査を受けた結果、悪性脳腫瘍があることが判明。復帰を目指して治療を続けていたが、再びリングに上がることはかなわず、天国へ旅立った。
主な獲得タイトルはCMLL-REINAインターナショナルジュニア王座、REINA世界タッグ王座、JWP認定タッグ王座、デイリースポーツ認定女子タッグ王座(パートナーはすべてLeon)。