INNOVATION侵攻のNKB棚橋賢二郎 「KOは絶対のこだわり」

INNOVATIONに殴り込むNKBライト級1位の棚橋賢二郎
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 キックボクシング団体「INNOVATION」の大会「Join Forces-9」(8日・新宿FACE)で団体対抗戦を行うINNOVATIONライト級1位の櫻井健(37=習志野ジム)とNKB同級1位の棚橋賢二郎(30=拳心館)が大会直前の7日、意気込みを語った。

 NKB勢は最近、キック界最大のイベント「KNOCK OUT」で高橋一眞、亮、聖人の3兄弟が活躍し、元フェザー級王者の村田裕俊は“Mr.KNOCK OUT”森井洋介と激闘の末にドロー。新日本キックでは日本ミドル級最強と目されていた斗吾を元NKB同級1位の田村聖が2回KOに葬るなど、キック界を席巻している。

 NKBからの刺客・棚橋を迎え撃つ櫻井は「ガンガン前に出てくるファイターのようなので楽しみ。1位同士の対戦ですから余計負けられません!」と燃えている。

 魔裟斗とK-1を見て28歳でキックを始め、31歳でデビュー。UKFインターナショナルライト級王座を保持する遅咲きの男は「自分は右ローキック主武器に前進することは変わりません」と正直で、「気持ちの強さが大切」と試合のポイントを述べた。

 INNOVATION初登場の棚橋は、9戦6勝(5KO)2敗1分と、高いKO率を誇る強打者で、「KOは絶対のこだわり」という。

 棚橋も28歳でデビューと櫻井同様、遅咲きのキックボクサー。中学時代は柔道で県大会に入賞、二段の腕前で、26歳から「身体が鈍ったから、なんか運動したいな」と、「軽いノリで」キックを始めたという。

 NKBの12・8後楽園ホール大会で団体エースの高橋一眞が保持するNKBライト級王座への挑戦が決定しているが、「まずは櫻井選手を倒すことに集中しています」と欲張らず、「誰とやっても倒して勝つイメージで」とKO宣言した。

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