メイウェザー氏、パッキャオと再戦か 「世紀の対決」再び…インスタで復帰宣言
ボクシングの元世界王者5階級王者で、50戦全勝で昨年8月に現役引退を表明しているフロイド・メイウェザー氏(41)=米国=が15日、自身のインスタグラムを更新。現役復帰し、2015年5月に判定勝ちしているWBA世界ウエルター級王者のマニー・パッキャオ(39)=フィリピン=と今年中に再戦すると記した。
「世紀の対決」と称された両者の対決は15年5月2日に米国ラスベガスのMGMグランド・ガーデンで実現。試合もさることながら両者合わせて3億ドル(330億円)を超える巨額のファイトマネーでも話題をさらった。フォーブス誌のスポーツ長者番付ではメイウェザー氏が1位、パッキャオが2位となった。試合はディフェンシブに戦ったメイウェザー氏が3-0で判定勝ちした。
野外ダンスミュージックフェスティバル「ULTRA JAPAN」参加のため現在来日中のメイウェザー氏はインスタグラムに「今年、マニー・パッキャオと戦うために復帰する」と記した。
メイウェザー氏はパッキャオ戦を終えた15年9月のアンドレ・ベルト(米国)戦で引退表明したが、後に撤回。昨年8月に一戦限りの復帰として、総合格闘技団体「UFC」のスター選手であるコナー・マクレガー(アイルランド)と対戦。10回TKO勝ちした。
パッキャオも14日に都内で開催したMTG社のイベント出席のため来日。15日はフェス会場でメイウェザー陣営と接触していた。