宇野が、須藤が、魔裟斗が…同世代ライバルがKIDさんの死を悼む
格闘家の山本“KID”徳郁氏が41歳で亡くなったことを受け、同世代の格闘家が18日、追悼するコメントを発表している。04年の大みそかに死闘を演じた魔裟斗(39)や、宇野薫(43)、須藤元気(40)といった顔ぶれが思いをつづっている。
K-1のタイトル戦線で直接対決した宇野はツイッターに「今は言葉がみつかりません…心よりご冥福をお祈りします」とつづった。同じく05年の大みそかに対戦した須藤元気も自身のツイッターで「山本KIDさん、楽しい格闘時代を共に過ごせた事を誇りに思います。心からご冥福をお祈りいたします」と追悼した。
04年の大みそかだけではなく、15年にもKIDさんとエキシビションで対戦している魔裟斗は、リング上で戦っている2ショット写真などをKIDさんの写真をインスタグラムに掲載して故人をしのんだ。「2004年大晦日に対戦して以来 格闘技界を一緒に盛り上げてきた大事な仲間が逝ってしまった」とつづると同時に「公園で偶然会った時にはリングとは違う優しい顔でお子さんと遊んでいた姿が印象的でした」とKIDさんとの思い出を振り返った。「2015年に対戦した時には試合終了後に『また 10年後に!』と言っていたのにとても残念です」と約束が果たせなくなったことに無念さをにじませた。