【一問一答】衝撃KO負けのパヤノ「(KOパンチは)見えなかった」

 1回、パヤノ(左下)を一撃でKOした井上尚弥(撮影・出月俊成)
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 「ボクシング・WBSS1回戦、WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(7日、横浜アリーナ)

 王者・井上尚弥(25)=大橋=が階級最強決定トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」の1回戦に臨み、同級4位で元同級スーパー王者のフアンカルロス・パヤノ(34)=ドミニカ共和国=に初回1分10秒KO勝ちした。22戦目で初のKO負けを喫したパヤノは、完敗を認めた。パヤノとの一問一答は次の通り。

  ◇  ◇

 -結果を受けて。

 「見ての通り。井上は大変速くて、ハードパンチを持っていた。油断したわけではないが、パンチが入った。見えなかった」

 -作戦は。

 「作戦というほどではないが、とにかく距離を取って、パンチが届かない距離で戦おうと思っていた。ただ、ボクシングはどこからパンチが飛んでくるか分からない。油断はしてなかったが、入ってしまった」

 -井上は優勝候補だと言われている。

 「もちろんそうだと思う」

 (セコンドが割って入る)「井上がトーナメントのウイナーだろう。(実力的に)決勝は井上とロドリゲスだ」

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