メイウェザー氏がUFC王者ヌルマゴメドフの対戦要求に反応「小切手を用意してくれ」
ボクシングの元世界5階級王者のフロイド・メイウェザー氏(41)=米国=が対戦要求してきたUFCライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフ(30)=ロシア=に対し、15日、SNSで反応した。
メイウェザー氏はインスタグラムを更新。対戦要求のニュース記事を掲載して「CBS、ShowtimeそしてMGMグランド、小切手を用意してくれ!」と、放送局や試合会場にビッグマッチにふさわしい舞台を要求。そして「ラスベガスを再びグレートに!」と記した。
ロシア初のUFC王者であるヌルマゴメドフは7日にラスベガスで、元UFC2階級王者のコナー・マクレガー(アイルランド)に4回一本勝ちで完勝。戦績を27戦全勝に伸ばした。
その後、メイウェザープロモーションズのレナード・エレブレCEOのインスタグラム上の動画を通じてメイウェザーに対戦要求。「フロイド、やろうぜ。50戦無敗と27戦無敗。今やろうぜ」と不敵に呼びかけた。
メイウェザー氏は、今回ヌルマゴメドフが退けたマクレガーと昨年8月26日にラスベガスで対戦している。ボクシングの実戦未経験のマクレガーが対戦を要求し、ボクシングルールでの試合が実現したが、メイウェザー氏が無難に10回TKO勝ちした。だが、敗れたマクレガーもこの1試合だけで3000万ドル(約33億円)を手にしており、一躍アスリート長者番付の4位に顔を出すなど話題を集めた。
ヌルマゴメドフもボクシング実戦経験はなく、ファイトスタイルもグラップラー(組み技を得意とする選手)。ボクシングルールではマクレガー以上に勝負にならないと見られている。