新日本・飯伏が意味深発言「11月3日、何か起きるかも知れない」
「プロレス・新日本」(27日、後楽園ホール)
飯伏幸太が盟友のIWGPヘビー級王者ケニー・オメガに来年1月4日の東京ドーム大会で挑戦する棚橋弘至に疑問を投げかけ、今後についての意味深な言葉を口にした。
今シリーズはタッグ戦で棚橋との対戦を続けている飯伏。この日、高橋裕二郎、チェーズ・オーエンズと組んでトーア・ヘナーレ、真壁刀義、棚橋組と激突した。飯伏がフランケンシュタイナーを繰り出せば、棚橋はそれを受け止めてテキサス四つ葉固めに持ち込むなど、両者は激しくやり合ったが、最後は飯伏がミサイルキックで相手組を蹴散らし、オーエンズがヘナーレをパッケージドライバーでトドメ。試合後、飯伏と棚橋は無言のにらみ合いを続けた。
飯伏はインタビューで「棚橋さんですよね。まず、このシリーズ、ケニーが来ていない。これはボクもちょっと分からない。そして、なぜ、棚橋さんの全カードにボクが入っているのか。それはケニーと同じチームだから、タッグパートナーだから代わりにボクが出ているのか、分からないですけど。4回、このシリーズで当たって、不思議な何か行動を起こしているのかなと。それはボクもなんとなくは分かってますよ」と、今シリーズの棚橋の行動に疑問を投げかけた。さらに、「何が言いたいのかとか分かってますけど、あと1回、11月3日ですか、(エディオンアリーナ)大阪で。ケニーの前哨戦かも知れないですけど、ボクも何か起きるかも知れない。多分、ボクは……、ここまで。今日はね」と今後の展開について語ろうとしながらも、最後まで言わずに去っていった。