辰吉寿以輝 節目の10戦目KO締め 来年こそランカーと対戦
ボクシング元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男、寿以輝(22)=大阪帝拳=が30日、大阪市内の所属ジムで会見し、12月22日のエディオンアリーナ大阪第2競技場で平島祐樹(35)=三松スポーツ=とスーパーバンタム級8回戦を行うと発表した。
今年を締めくくる一戦は寿以輝にとって節目の10戦目となるが、「いつも通りです」と意に介さない。相手の印象についても「特にない。ジャブを突いて…」と言葉が続かない。「左を突いて足を使って、魅せられるボクシングをやります」と、自身のボクシングに集中する。
陣営が熱望していた日本、東洋太平洋ランカーとの対戦は今回も実現せず。吉井会長はマッチメークの難しさを嘆くも、寿以輝は「自分の実力が強ければ自然とできる。来年こそランカーとできるようにしたい」と、さらなる飛躍を誓った。
試合2日後の24日は妻優さんとの2度目の結婚記念日となる。「圧倒的に全部で上回る。KOで勝ちます」と、2戦連続KO勝利へ拳を握り締めた。