37歳多田悦子がWBO王座に挑戦「真正に世界のベルトを持ち帰る」
ボクシングの真正ジムは31日、神戸市内で会見を行い、12月1日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で男女計6つのタイトルマッチを行うと発表した。
女子ではWBO世界ミニフライ級タイトルマッチで、元WBA世界ミニフライ級王者、元IBF女子世界ミニフライ級王者の多田悦子(37)が、2度目の防衛戦に臨む王者の江畑佳代子(42)=ワタナベ=に挑戦する。
柴田直子(37)=ワールド=に判定勝ちした昨年11月以来の実戦となる多田は「倒しにいきます。江畑選手が足を使おうが打ち合いをしようが、オールマイティー(な戦い)で勝ちたい。そして真正ジムに世界のベルトを持って帰ります」と意気込みを語った。
王座奪取に成功すればWBA、IBFに続き3団体目のベルトとなる。多田は「これを通過点として、チャンスがあれば4団体のベルトを取りたい」と、将来的なWBC王座挑戦も視野に入れた。
戦績は江畑が12勝(6KO)7敗、多田が17勝(5KO)3敗。
他の主な試合は以下の通り
▽WBO女子アジア太平洋ミニフライ級王座決定戦8回戦 ワッサナ・カームデー(タイ)-佐伯霞(真正)
▽東洋太平洋女子フェザー級タイトルマッチ8回戦 王者=藤原芽子(真正)-挑戦者=三好喜美佳(川崎新田)
▽東洋太平洋女子アトム級王座決定戦8回戦 慶美奈代(真正)-松田恵理(TEAM10COUNT)
▽WBOアジア太平洋ライトフライ級タイトルマッチ12回戦 王者=小西伶弥(真正)-挑戦者=リチャード・ロサレス(フィリピン)
▽WBOアジア太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦 カルロ・マガリ(フィリピン)-挑戦者=仲村正男(渥美)
▽フェザー級8回戦 久保隼(真正)-ノルディ・マナカネ(フィリピン)
チケットはリングサイドA=2万円、リングサイドB=1万円、立見・自由席=5千円。問い合わせ先は真正ジム=TEL078・335・5147。