コーミエがUFCヘビー級王座初防衛 あるかレスナー戦「新しいベルトも持ってこい!」

 「UFC230」(3日、ニューヨーク)

 ヘビー級タイトルマッチが3日(日本時間4日)、米国ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催され、王者のダニエル・コーミエ(39)=米国=が2回2分14秒、裸絞めによる一本勝ちで、デリック・ルイス(33)=米国=に圧勝し、初防衛に成功した。

 五輪にも出場したレスリング選手時代に試合を行ったことのあるMSGで戦えることに特別な感情を示していたコーミエ。初防衛戦には“ザ・ブラック・ビースト”ルイスを迎えた。身長で11センチ、体重で6キロ上回る挑戦者に対し、そのレスリング技術を見せつける。初回1分前、片足タックルからグラウンドに持ち込み、ルイスの体力を削る。

 2回1分過ぎにも足を取ってグラウンドに持ち込むと、バックマウントからのリアネイキッドチョークを決めて、タップアウトとなった。

 「見てくれよ、これを。2本のベルトがここにある。最高の気分だ。ダニエル・コーミエが歴史をつくった」と興奮気味に話した。

 UFC復帰が噂されるブロック・レスナー(米国)との対戦の可能性を問われると「ブロック、WWEの新しいベルトも持ってこい!それも獲ってやる」とほえた。

 コーミエは今年7月の「UFC226」でスティーペ・ミオシッチ(米国)に1回KO勝ちして、ライトヘビー級王座を保持したままヘビー級王座を獲得。コナー・マクレガー(アイルランド)以来となるUFC史上2人目の2階級同時制覇を達成した。今回はヘビー級王座の初防衛戦だった。

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