亀田和毅「チャンスがあれば」次は主要4団体統一だ 激闘一夜明け会見

 WBC世界スーパーバンタム級暫定王座を獲得したボクシング亀田3兄弟の三男・和毅(27)=協栄=が13日、都内で一夜明け会見を行った。

 アビゲイル・メディナ(スペイン)との激闘を制し、「今までで1、2ぐらい。全身疲れてます」と話しながらも元気な表情を見せた和毅。亀田3兄弟にとって3年半ぶりの王座で世界初の3兄弟複数階級制覇を達成した反響は大きく、メールなどが「ノンタイトルの試合の10倍ぐらい」殺到したという。

 今後は、WBCからの指令が来ていないものの、正規王者レイ・バルガス(メキシコ)との王座統一戦も予想される。メキシコで活動していたアマチュア時代に唯一敗れた相手で、「リベンジしたいというのはありますよ」と意欲を示した。

 また、「お兄ちゃん(長男・興毅)、大ちゃん(次男・大毅)ができていないことを自分ができればうれしいですね。来年、もしチャンスがあれば」と兄弟初の団体王座統一にも興味。興毅は鼻息荒く「すべてまとめてもらいたいぐらい、陣営としてはそういう気持ちがある」と日本初の主要4団体統一をぶち上げた。

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