ムエタイの“まだ見ぬ強豪”ランボー・ペットポートオー（タイ）が初来日し、２年に一度のシュートボクシング（ＳＢ）の祭典「ＳＨＯＯＴ　ＢＯＸＩＮＧ　Ｓ－ｃｕｐ　６５ｋｇ　世界　ＴＯＵＲＮＡＭＥＮＴ　２０１８」（１８日・両国国技館）で行われる世界トーナメントに緊急出場することが１６日、発表された。現ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者チャムアトーン・ファイタームエタイ（タイ）に代わっての参戦となる。

　チャムアトーンは一回戦で元ＲＥＢＥＬＳ　６５ｋｇ級王者ＵＭＡ（Ｋ＆Ｋ　ＢＯＸＩＮＧ　ＣＬＵＢ／ｔｅａｍ　ＲＥＢＥＬＳ）と対戦予定だったが、練習中に膝靭帯を損傷したもの。

　代替選手のランボーは現在、ＢＢＴＶスーパーライト級王者にして、ムエタイの二大殿堂ルンピニースタジアム認定同級６位。１６年ルンピニースタジアム最優秀選手ムアンタイ・ＰＫセンチャイムエタイジム、ラジャダムナン王者ヨーッパノンルン・ジッムンルン、ルンピニー王者ラフィー・ボーヒックといったトップ選手にも勝利している強豪だ。

　また、一回戦でＷＢＣムエタイ日本統一ウェルター級王者健太（Ｅ．Ｓ．Ｇ．）と対戦予定のマルコ・モイサー（エストニア）が練習中に拳を骨折し、ドクターストップで欠場することも発表された。代替選手としてＭＭＡからムエタイまでこなすオールラウンダー、トレント・ギルダム（オーストラリア）が出場する。ギルダムはＭＭＡ、ムエタイの試合もこなすオールラウンドファイター。

　なお、チャムアトーンは来日し、１７日の記者会見で欠場に至った経緯についてコメントする予定だ。