WBA王者・井上尚弥東京五輪解説に意欲 異例アマ大会中継登場で手応え
「ボクシング・全日本選手権」(18日、水戸桜ノ牧高常北校体育館)
WBA世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)が、NHK-BSの生中継で、現役プロとしては異例の解説を務めた。
交流がない状態にあったプロとアマチュアが、関係改善に動いている中で実現した企画。同選手権を見るのは自身が優勝した11年以来といい「自分が育ったアマチュアの大会で解説ができるのはうれしい」と喜んだ。
大半が知らない選手で「技術論しかしていない。それしかできない」と話したものの、「思うように話せた?そうですね」と満足顔。NHKの関係者から「毎年お願いします」と声をかけられると、2年後は東京五輪であることから「そこをお願いしますよ」と“逆オファー”を出した。