女子プロレスラーの長与千種が１９日、札幌市内で夫婦ケンカの仲裁に入り、長与に暴行した男が現行犯逮捕されたニュースを受け、ネットでは長与がライオネス飛鳥と組んだユニット名「クラッシュギャルズ」がトレンドワードに急浮上。逮捕された男性が２０代だったことから「２７歳だと知らなかったんだろうね」と、長与全盛期を知るファンも逮捕男性に呆れるコメントを投稿した。

　長与は札幌市内で食事に出ている最中に駐車場から女性の悲鳴が聞こえたことから、仲裁に入ったところ、男性から頭髪をつかまれ頭を押さえつけられるなどされ、左手小指を負傷した。男女は夫婦だったと報じられている。

　長与が男性に対してどのような対応をしたか、具体的なことは不明だが、迷わず仲裁に入った長与の勇気を絶賛するコメントがツイッターには数多く投稿された。

　特に長与がコンビを組んだユニット「クラッシュギャルズ」全盛時を知る人たちからは、長与に手を出した逮捕の男性に呆れるコメントが。「リング上だったら今頃軽く病院送りだよね」「暴力男、２７歳じゃあクラッシュギャルズを知らなくても仕方あるまい」「素人に手を出さないのはさすが」「相手の男命知らずかよ」「クラッシュギャルズに食ってかかるとは命知らずな…」などの声が上がっていた。

　クラッシュギャルズは１９８０年代に長与とライオネス飛鳥と結成したユニット。ベビーフェイスのファイトスタイルで、極悪同盟との抗争で女性を中心に大人気を博し、「炎の聖書」などの歌もリリース。トップアイドル並の人気を誇っていた。