パッキャオ1月にブローナーと初防衛戦 メイウェザーとの再戦にも言及

 ボクシングのWBA世界ウエルター級王者のマニー・パッキャオ(39)=フィリピン=が19日、米国ニューヨークのゴッサムホールで会見し、来年1月19日にラスベガスのMGMグランドガーデンで元世界4階級王者エイドリアン・ブローナー(29)=米国=を相手に、初防衛戦を行うことを発表した。

 パッキャオは今年7月にクアラルンプールでルーカス・マティセ(アルゼンチン)を7回TKOで沈め、WBA世界同級王座を獲得。昨年7月にジェフ・ホーン(オーストラリア)に判定負けしてWBO世界同級王座を失って以来、1年ぶりの試合だったが、健在ぶりを見せつけた。

 相手のブローナーは近年、私生活の乱れからリング内外で騒動を起こしているが、4階級を制した実力は確かなもの。ビッグマッチに向けて、仕上げてくれば、好勝負につながる。

 パッキャオは10月に代理人アル・ヘイモン氏と契約し、この試合は同氏の興行「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ」として開催され、ケーブルテレビ局「ショウタイム」でPPV中継される。パッキャオが米国で試合を行うのは16年11月のジェシー・バルガス(米国)戦以来、2年2カ月ぶり。

 注目はこの試合の後に計画されるフロイド・メイウェザー(米国)との再戦だ。9月に日本の野外フェスでメイウェザーと対面したパッキャオは「日本で会った時に、彼は復帰して私と対戦したいと言ってきた。彼が復帰したら、この試合の後に考えたい」と語った。そして「エイドリアン・ブローナーのことは過小評価していない。まずはこの試合。フロイド・メイウェザーについて話すのはその先だ」と目前の一戦に集中することを強調した。

 パッキャオの通算戦績は69戦60勝(39KO)7敗2分け。ブローナーは38戦33勝(24KO)3敗1分け1無効試合。

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