亀田和毅の日本人対決 協栄ジム金平会長前向き「挑戦したい人が出てくれば」
WBC世界スーパーバンタム級暫定王者の亀田和毅(27)=協栄=が26日、都内の所属ジムで練習を再開。金平桂一郎会長は和毅にとって2009年5月の雲林龍広(勝又)戦以来2度目の日本人対決に前向きな姿勢を示した。
次戦は未定。正規王者レイ・バルガス(メキシコ)との王座統一戦は義務だが、バルガスにはWBA王者ダニエル・ローマン(米国)との団体統一戦が浮上。金平会長はそれをWBCが認めるかが不透明でバルガスの王座返上もあるとし、「和毅が正規王者に上がって指名試合も考えられる。選択試合を挟むというのもある」との可能性を語った上で、「日本人でも挑戦したいという人が出てくれば考えないこともない」との意向を示した。
この日の和毅はサンドバッグ打ちなどで軽めに汗。12日の戴冠からの2週間はあいさつまわりなどで多忙の日々で、「あまり休めていない」と苦笑した。