「ＲＩＺＩＮ」（１２月３１日、さいたまスーパーアリーナ）

　総合格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ」は２９日、都内で記者会見を行い、大みそかの興行を初めて年またぎで開催することを発表した。

　ボクシング元世界５階級制覇王者のフロイド・メイウェザー・ジュニア（４１）と、キックボクシングの那須川天心（２０）＝ＴＡＲＧＥＴ＝の異種格闘技戦が注目を集め、米国でもライブ放送される中、メーンイベントの試合順、時間について、榊原信行実行委員長は「どこに軸足を置くかで今、けんけんがくがくになってる」と、悩める状況を明かした。

　通常メインイベントは最終試合。「米国のどこのフレームにはめるか。やはり会場で見てもらう人ファーストで、メインになるほど後ろになる形にしたい」と、見通しを示した。メイウェザーＶＳ天心は、真の意味で２０１８年最後の大一番となる可能性もある。